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血管年齢とは何でしょう

 2017/11/23 血管年齢と若返りの関係   36,307 Views

「血管年齢」「動脈硬化」という言葉は、誰もがよく耳にするでしょう。でも、具体的にどんな意味なのか正確に理解している人は、あまりいないのではないでしょうか。

まずは、血管年齢とは何かについて、きちんとした知識を持っておいてください。健康診断などでも、よく耳にする言葉ですよね。

血管年齢とは「血管の老化の度合いを表す目安となる指標」です。

また、動脈硬化とは血管の老化などによって、血管が硬くなったり血管がつまったりして、血管内の血液の流れが滞ってしまっている状態 」をいいます。

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血管年齢とは動脈硬化の進行の度合いを表している

そもそも血管は、年齢とともに老化が進むものです。動脈硬化も年齢とともに進行していきます。若い血管は弾力があってしなやかですが、年齢とともに徐々に硬くもろくなっていきます。

この血管年齢は「CAVI(キャビィ)検査」という検査によって、同じ年齢の健康な方の平均値と比べることでわかります。血圧測定と同様の感覚でできる、簡単な検査です。

血管年齢が実年齢よりも高ければ、そのぶん動脈硬化の進行が早いと考えられます。とくに検査によって血管年齢が大幅に高いような場合には、動脈硬化が進行していると判断されます。

血管年齢と動脈硬化は別ものではありません。血管年齢は「動脈硬化の進行の度合いを表している 」ということになります。

血管年齢が高い 動脈硬化が進行している
血管年齢が若い 動脈硬化の進行はそれほどは進んでいない

では、血管が老化する原因は何でしょう?

では、加齢以外に血管が老化する原因は何でしょう?
主要な原因としては、高血圧、脂質異常症(中性脂肪の増加、善玉コレステロールの減少、悪玉コレステロールの増加)、糖尿病、肥満、喫煙、運動不足などです。

血管は「外膜」「中膜」「内膜」の3層構造になっています。図をみてわかりますように、血管のなかでも血液に接しているのは内膜で、その表面にあるのが「内皮細胞」です。動脈硬化との関係において重要なのは、この内膜と内皮細胞になります。

内皮細胞は血管の収縮・拡張をしたり血液が固まるのを防ぐなど血管を保護して動脈硬化を防ぐはたらきがあります。若々しい血管は内皮細胞の働き、「内皮機能」により、新しいゴムホースのようにしなやかで柔軟性があります。

しかし、内皮細胞は活性酸素や悪玉コレステロールなどにより傷んでしまいます。

とくに悪化させると言われているのが悪玉コレステロール。高血圧などの刺激によって内皮細胞が傷つくと、悪玉コレステロールがその血管壁に入り込み、どんどん血管壁が分厚くなってしなやかさを失います。

コレステロールの蓄積などによって血管内部が狭くなって血流が悪くなり、さまざまな病気の原因となってしまうのです。

つまり、血管の内皮機能、血管のしなやかさを保つことが、非常に重要なのです。

 

動脈硬化予防の方法

高血圧

高血圧は血管の内皮細胞に傷をつけ動脈硬化を進める要因になりえます。血圧が高くなりますと血管の圧力によって血管を傷つけ、もろくしてしまいます。

塩分の摂りすぎによって高血圧になりますし、塩分そのものが血管を酸化させて、動脈硬化を促進させてしまうともいわれています。

血圧を下げるには、そして血管を健康に保つには塩分の摂取量を控えましょう。上手に減塩することで、食事を美味しく楽しむこともできますので、出汁やハーブで旨みを出すなどして料理の際には工夫してみて下さい。

また、カリウムには体内の不要な水分や塩分の排出を促す効果がありますから、野菜や果物などを意識的に多く摂るようにしましょう。

脂質異常症

悪玉コレステロールは前述のとおり動脈硬化の大きな要因となります。また中性脂肪の増加は肥満だけでなく悪玉コレステロールを増やす要因となります。

悪玉コレステロールを増やさないためには、肉の脂身など飽和脂肪酸を含む食品や、卵、魚卵や臓物類、レバーなどコレステロールが高い食品の摂取に気をつけましょう。

また悪玉コレステロール対策としては、食物繊維の多い食品が有効です。とくに海藻類やこんにゃくなどに含まれる水溶性食物繊維にはコレステロールを吸着して排出する働きがあります。

EPA、DHAが多く含まれる背の青い魚には中性脂肪を下げる働きがありますので、肉食よりも魚食がおすすめです。

多量のお酒は中性脂肪を増加させます。善玉コレステロールが減少して悪玉コレステロールを上げる原因となってしまうため、飲み過ぎには注意しましょう。

糖尿病

糖尿病は予備軍の段階から動脈硬化を加速させる要因ということがわかっています。とくに食後高血糖の方は、そうでない方に比べて動脈硬化が進みやすいです。

食事の時には野菜から食べましょう。野菜から食べることで糖質の吸収を抑え、血糖値の急上昇を抑えることができます。食事の時には、野菜から食べるということを心掛けて下さい。

白砂糖や甘いお菓子などは糖分の吸収が早すぎるのでよくありません。また脂肪は抑えめに、飽和脂肪酸を含む肉類などの食品は控えるなど、糖質と脂質の摂り方に注意しましょう。

また、野菜を多く摂ることで、細胞の新陳代謝に必要なビタミンやミネラルを摂取できます。加えて、タンパク質もしっかり摂って血管を丈夫にしましょう。血管が丈夫なら動脈硬化も進行せずに済みます。

肥満

内臓脂肪が多いと、血中の悪玉コレステロールや中性脂肪が増えて動脈硬化のきっかけになるだけでなく、内臓脂肪をそのまま放置することで高血圧や高血糖となれば動脈硬化を促進することになります。

肥満はさまざまな症状の発症に関与してきますので、過食を控え、甘いものや油物などは特に注意し、代わりに食物繊維や大豆製品を多く摂るようにしましょう。食事はよく噛み、早食いやまとめ食いをせず、適度な運動を行って無理のない範囲で減量を心がけましょう。

ストレス

ストレスは直接的な原因ではありませんが、血管を老化させる要因になります。イライラしたり、興奮すると交感神経を強く刺激してしまいます。そのことによって、血圧が急上昇してしまうので、血管はストレスからも悪影響を受けてしまうのです。

自分なりのストレス発散法を見つけて、できるだけストレスを溜めない様にしましょう。
また、腹式呼吸をするとストレスを軽減することができます。腹式呼吸をすれば、リラックスしたときに優位になる副交感神経が働くからです。

タバコ

タバコを吸うと血管が収縮し、血圧が上昇することで高血圧の原因になります。更にニコチンは、活性酸素を増やして血管壁に入ったコレステロールの酸化を促進させてしまいます。

コレステロールには善玉と悪玉があり、血中に悪玉コレステロールが多いと動脈硬化が進行します。その悪玉コレステロール以上に悪影響を及ぼすのが、酸化コレステロールです。

酸化コレステロールは、超悪玉コレステロールとも呼ばれ、動脈硬化を急激に進行させてしまいます。ニコチンはこの酸化コレステロールを作りだしてしまうため危険な成分といわれているのです。

血管年齢が高い、気になるという方は、なるべく早く禁煙した方が良いかもしれません。禁煙外来を受診するなどして早めにタバコはやめましょう。

運動不足

運動は体によいとはいうものの、血管と運動はあまり関係がないように思えるかもしれませんね。しかし、運動することで血流が促され、全身の血行がよくなれば血管内の細胞の活性化につながります。

また、運動不足による肥満も動脈硬化の危険因子のひとつですので、運動不足の解消は血管の老化の一因と言えるわけです。

血管を若々しくしなやかに保つための運動習慣としておすすめなのは有酸素運動です。ウォーキングやストレッチなどといった運動を1日30分以上を目標にするといいでしょう。

まとめ

血管年齢を若く保つには、糖質や塩分を摂取し過ぎないこと、脂質の多い食事や食べ過ぎにも注意しましょう。血管年齢を若返らせる食べ物を積極的に摂るのもいいかもしれません。栄養のバランスにも気を付けると良いでしょう。

運動不足にならない様、日常的に運動したりウォーキングしたりして適度に体を動かすことで、エネルギーを消費するとよいでしょう。

「ひとは血管から老いる」

と言います。逆に言えば、血管がしなやかで若々しい人は齢を重ねても元気で若々しいものです。血管の老化を早めないためにも、以上のようなことに気をつけましょう。

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