1. TOP
  2. イヌリン
  3. 糖尿病や腎臓機能の低下が気になる方にはイヌリン

糖尿病や腎臓機能の低下が気になる方にはイヌリン

イヌリン   2,168 Views

イヌリンは世界中の医学会から注目されている成分です。

イヌリンとは菊芋やにんにくなどに多く含まれている成分で、水溶性食物繊維です。

イヌリンの注目すべき特徴は、体内に入って排出されるまでの間、体内に吸収されることはないということです。食物として摂取して、体内に吸収されることなく腸にまで届き、腸の中で水分や不要な栄養分を吸収しながら排出していきます。

イヌリンは腸に届くと水分を吸収し、ドロドロとしたゲル状になって、ゆっくりと移動していきます。その間に腸をキレイに掃除し、 さらに善玉菌のエサとなって、腸を活性化させることもできるのです。

イヌリンのこの作用に着目して、実際に医学会においてはイヌリンを体内に投与して、腎臓が体の老廃物を排出する能力を推定する検査を行っています。イヌリンクリアランスといいます。

このようなイヌリンの持つパワーについて、ここでは詳しく見ていきたいと思います。

Sponsored Link

イヌリンの驚くべき作用とは

イヌリンはプレバイオティクス

最近は「腸活」という言葉も使われるようになり、腸内を改善し、腸を活性化させることを意識している方が多くなりました。

そのような中で「プロバイオティクス」や「プレバイオティクス」という言葉も一般化するようになりました。ご存知の方も多いのではないかと思います。

プロバイオティクスとは、腸内フローラをバランスよく改善するために、良い作用をもたらす細菌のことをいいます。プロバイオティクスには、腸内に住む善玉菌だけではなく、乳酸菌やビフィズス菌などもその仲間です。

プレバイオティクスとは、腸内フローラに影響を与えるプロバイオティクスの働きを促進させるための成分です。プレバイオティクスの中でも、イヌリンはとても効果的な働きをするといわれています。

腸内フローラとイヌリン

腸内フローラとは、腸内にいる細菌のことで、人の腸内には3000種類ほどの細菌が、1000兆個ほど存在しているといわれます。それらの中には、善玉菌や悪玉菌がバランスよく存在しています。

フローラとは花を意味する言葉ですが、腸内の細菌を花畑に見立てているのです。それほど多くの種類と数の腸内細菌がいるということです。

悪玉菌が体にとって悪い影響を及ぼすと考えられがちですが、そうではなくて全体のバランスが必要となっています。悪玉菌にも健康をもたらすことが、近年の研究でわかっています。

この腸内フローラのバランスが崩れてしまうと、腸内環境が悪化し、便秘だけではなく、健康に対しても大きな影響を与えることが分かっています。つまり逆にいえば、腸内フローラのバランスを改善することが、健康にとっても良い影響を与えてくれるものになるのです。

イヌリンは消化されることなく腸に届き、腸内をきれいに整えるだけではなく、腸内に住む善玉菌やその他有益な細菌の栄養源となります。イヌリンが腸にいるだけで、腸内が活性化するのです。活性化すると私たちの健康にとても良い影響を与えることになります。

メディアも注目しているイヌリンのパワー

このようなイヌリンの作用は、医学会だけではなくメディアも注目しており、テレビ番組においても大きく取り上げられています。

NHK の番組「ためしてガッテン!」2015年6月10日放送分では、「食べて糖尿病改善!医師も驚がく最新ワザ」というタイトルで、水溶性食物繊維のことを大きく取り上げられています。イヌリンについても紹介されています。

この番組の中では、糖尿病を改善するために鍵となるものが「腸内細菌」であり、 腸内細菌を活性化させために水溶性食物繊維をしっかり摂っていく必要があるとされています。

糖尿病や血糖値が上がるメカニズムについて紹介され、血糖値を下げるために必要なことが腸内細菌の改善で、改善するために必要な具体的な食べ物としてごぼうや玉ねぎ、きのこ類、ひじき、わかめ、ヨーグルトなどを紹介されています。

また食べる順番として、野菜から食べて、その後に魚などタンパク質を食べることを勧められています。

参考:NHK ためしてガッテン!「食べて糖尿病大改善!医師も驚がく最新ワザ」2015年6月10日

イヌリンの糖尿病や腎機能低下に対する作用は?

糖尿病とは

イヌリンは糖尿病の人や血糖値上昇が気になる方にとって、良い影響を与えてくれる成分であることが分かっています。ここでは糖尿病や血糖値が上昇するメカニズムについてみていきたいと思います。

糖尿病は血糖値が上昇する病気で、他の病気と合併し治りにくいことから、注意しなければならない病気です。多くに人は、二型糖尿病といって、食べ過ぎや運動不足によって引き起こされます。

血糖とはブドウ糖のことをいいます。ブドウ糖は、米や芋類などに多く含まれている成分で、砂糖に含まれる糖質の仲間です。 ブドウ糖を含む食べ物を食べると、胃腸でブドウ糖に分解され、血液に流れ込みます。血液に流れ込んだブドウ糖は、全身に運ばれ、私たちが生活をするためのエネルギーとなります。体を動かしたり、内臓を動かしたりするのは、ブドウ糖のおかげなのです。

ブドウ糖を全身に巡らせる仕組みを糖代謝といいますが、この糖代謝によって血液中のブドウ糖の量がある程度一定になるようにコントロールされています。このブドウ糖の量が、常に正常値を上回っていると、糖尿病を引き起こすリスクが高くなります。

糖尿病になってしまうと、合併症が怖いといわれています。網膜症という目が不自由になる病気や腎臓機能が低下する腎症、神経に障害を起こす神経障害症などがあります。

イヌリンは天然のインスリン

体内の血糖値が一定に保たれずに、上昇してしまう原因は、「インスリン」にあるといわれています。インスリンとは、 体内で作られているホルモンのひとつで、血糖値が上昇することでインスリンを分泌し、血糖を一定に保つようにしています。

インスリンが上手に働くことができないと、血糖値が高くなったり糖尿病になったりします。

糖尿病を患ってしまった人の中には、薬や注射によってインスリンを投与し、血糖値の上昇を抑えることが必要な方がおられます。糖尿病の方にとって大事な薬なのです。

イヌリンは野菜に含まれる天然の成分ですが、「天然のインスリン」とも呼ばれています。

糖尿病を患っている人の中には、イヌリンを摂取し続けることで、インスリン注射が必要でなくなったという方もおられます。

水溶性食物繊維であるイヌリンは、腸内に入って余分に摂った糖分を吸収し排出させる作用があります。この働きが天然のインスリンと呼ばれている所以です。

イヌリン自体は体内に吸収されることなく排出されますので、カロリー摂取を気にすることなく摂り続けることができます。またイヌリンを食事や飲み物で摂取するだけで、このような作用を得られるのですから、糖尿病の方や血糖値上昇を気にされている方にとって、とても注目されている成分なのです。

もちろんイヌリンは野菜に含まれている天然成分で、薬ではありませんので摂取したからといって劇的に効果を得られるものではありません。しかし普段の食事や飲み物として摂ることができますので、体質を改善するために非常に有効であるといえるでしょう。

糖尿病性腎症に対する影響も

イヌリンは糖尿病性腎症の方に対しても、良い影響を与えていることも分かっています。

糖尿病性腎症という病気は、糖尿病を患ってしまうことによって腎臓の機能を低下させてしまう病気のことをいいます。

糖尿病を悪化させることによって腎臓機能を低下させてしまい、血液をきれいにろ過する仕組みが悪くなってしまいます。

腎臓機能の低下は、様々な病気をもたらしてしまいます。心臓の動きを低下させてしまい、意識障害や不整脈などの心疾患の原因になりますし、 正常に細胞活動ができなくなり神経障害を招く恐れもあります。貧血を引き起こしたり、骨がもろくなったりすることもあります。

糖尿病性腎症の方は服薬によって治療をしなければなりませんが、同時に食生活の改善も必要になります。食生活にイヌリンを多く含む、菊芋や玉ねぎ、ごぼう、ニンニクなどを摂取し続けることで、少しずつ腎機能や血糖値の改善が見られたという口コミもあります。

もちろん医者が行う治療にしっかりと取り組まなければなりませんが、そのサポートとしてイヌリンを摂取することはとても有効であるといえます。

糖尿病や腎臓機能の低下が気になる人のイヌリンの摂り方

イヌリンは摂り続けよう

イヌリンを摂取することは、糖尿病や血糖値が気になる方、腎臓機能の低下が気になる人に対して、有効な成分であるといえます。

ただしイヌリンは自然の成分で、薬ではありませんので、摂り続けていくことが重要です。 日常的に摂り続けていくことで、少しずつ腸内フローラが改善され、善玉菌優位の腸内に変えていくことができます。腸内環境が改善されていくと、健康に良い影響を与えます。

またイヌリンには、腸内において余分な糖分を排出させる作用があります。劇的に血糖値を下げるものではありませんが、急激な血糖値の上昇を抑える作用がありますので、意識して取り続けていくことで、有効な働きを得られることができます。

体質改善や腸内フローラの改善は、とても緩やかであるといわれています。たとえイヌリンを多く摂取したとしても、すぐに効果を得ることはできません。少なくとも数ヶ月は改善に必要な期間であるのは間違いありません。

すぐに効果や結果が出ないからといって辞めてしまっては、せっかくの良い成分だとしても、何も得られないままになってしまいます。数ヶ月摂取し続けて、振り返ってみると少しずつ、変化が見られるものなのです。

毎日の食事や飲み物でイヌリン摂取

イヌリンは多くの野菜に含まれている成分で、最近はイヌリン配合のお茶なども販売されていますので、工夫すれば摂取し続けることができます。

イヌリンが一番多く配合されている野菜は菊芋です。菊芋の産地であれば多く販売されていますが、 一般的にはそれほど馴染みのある野菜ではありません。しかしイヌリンがとても話題になっていますので、インターネット通販においては積極的に販売されています。

生の菊芋も販売されていますし、加工されたものも多く販売されています。生の菊芋であれば、調理をすればいろいろ楽しむことが出来ますし、菊芋をスライスして乾燥させておくと長期間の保存も可能です。

菊芋はパウダー状でも販売されています。普段飲む紅茶や味噌汁、カレーなどに入れて召し上がることができます。クセのない味ですので、どんなものに混ぜても美味しく食べたり飲んだりすることができます。

コンビニでは、イヌリンが配合されたウーロン茶も販売されています。野菜で摂取することが苦手な人であれば、このようなお茶を工夫して飲むと良いでしょう。水溶性食物繊維を多く摂取することができますし、日本人が不足気味だといわれている食物繊維を、このウーロン茶で摂ることができるのです。

サプリメントを利用する

どうしても野菜嫌いで摂ることができなかったり、インターネットなどで購入することが面倒である方であれば、サプリメントを利用することをおススメします。

イヌリンを配合したサプリメントは、産地で栽培された菊芋を利用しているものが多く、もちろん無農薬のもので、品質の良いものが多く販売されています。

価格もリーズナブルなものが多くありますから、費用負担は少なくて済むものも見つけられます。

食後に飲むことをクセ付けておけば、忘れることもありませんし、とても手軽に摂取することができます。 是非お試し頂きたいと思います。

まとめ

イヌリンの糖尿病や腎臓機能の低下などに対する作用についてお伝えしてきました。

イヌリンは野菜に含まれている水溶性食物繊維で、自然の成分ですから、糖尿病などを治すことはできません。しかし血糖値上昇の抑制など医学会においても認められている作用がありますので、気になる方は積極的に摂取していただきたいと思います。

またなかなか食事で摂りにくいという方でしたら、サプリメントもたくさん販売されていますので、食生活に取り入れて行けばいいでしょう。

Sponsored Link

\ SNSでシェアしよう! /

血管年齢を下げる方法とは?血管年齢若返り対策ガイドの注目記事を受け取ろう

NO IMAGE

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

血管年齢を下げる方法とは?血管年齢若返り対策ガイドの人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

関連記事

  • イヌリンを含む野菜と料理法

  • イヌリンを含んでいる食べ物

  • イヌリンの飲み方

  • イヌリンの効果・効能~医師も注目する菊芋の働き

  • イヌリンを含んでいる食品を調べてみた

  • イヌリンダイエットは効果があるの?